視力低下
目でものを視るにはたくさんの栄養が必要です
最近、 本は読まなくなったけど、パソコンのモニターは見る時間が増えましたねー。 このモニター画面というのがなかなかの曲者です。 予算に余裕のある人は液晶画面 で調子良いと思いますが、わたしはまだまだ何世代も前の愛着だけで使用しているモニターを使っているので、今日のように長時間見つめているとさすがにわたしの目も疲れます。
目が疲れる原因はパソコンやゲーム、テレビなどの電子機器だけではありません。 最近は夜更かしさんがとても多いのです。自然の中で生活していた時代は、太陽が沈 めばそれで一日は終わりです。油やろうそくの炎の光では出来る仕事も限定されてしまいます。 せいぜい一杯飲むぐらいしかないですから必然的に早く寝ることになります。 まあ昔だってお金持ちと遊び人は夜通し遊んでいたらしいですが… 「目は肝血を受けてよく物を見る」という言葉があります。
目でものを視るにはたくさんの栄養が必要です。栄養は血液が運ぶのですが、健康な血液でないと充分な栄養を供給できないので物をちゃんと見ることができないという意味です。 肝臓は血液の塊です。血液というと心臓がメインというイメージがありますが、心臓 はポンプの働きはしますが、血液に栄養を送り込んだり、老廃物の処理をしたりはし ないのです。血液を浄化して解毒し、栄養を送り込む。これが肝臓の仕事ですから深 酒や疲労が続くと負担が増えて大変なんです。
さて、年齢が高くなると目がいうことを聞かなくなります。 わたしもそろそろかな。という歳になってきました。ご幼少のみぎりに勉強をしすぎ たのか、テレビを見過ぎたのか、はたまた秋の夜長に読書をしすぎたのか。近視なのです。 近視で老眼はほんとにきついです。しかし実感ではやはり近視のひとのほうが老眼が 遅いと思います。 とどのつまり、使いすぎると目は弱るし、加齢や身体の疲労でも視力は落ちるというわけです。 目を元気にしたい人や目にご苦労さんを言いたいときはゆっくり瞼を閉じて目にいいものを食べて、サプリメントや漢方薬をのんでください。
『目』におすすめの栄養補助食品に「アイリタン」というのがあります。 これは 目にいいといわれているものがすべて入っています。 田七人参、鯉の肝、真珠、八つ目うなぎ、地黄、菊花、クコ、ハブ、蜂蜜、ふかひ れ、などで構成されています。
目がしょぼしょぼする、疲れやすい、ピントが合いにくい。などの症状は老化が原因 になっていることも多々ありますので、肝のほかに腎を強化することも必要です。 老化による目の疲れに飲む目薬といわれている「こ菊地黄丸」もおすすめです。 これは血液を元気にする肝に良い菊花とくこ子が入り、腎を強化することで老化を 予防するという、肝と腎によい漢方薬です。
最近の若い人、特に女性に多く見られるのは、貧血による視力の低下です。 充実した血液がないと目はよく物を見てくれないわけですから、貧血は必ず治さないといけないと思います。 その上、貧血などの栄養不良が続くと脳にも栄養が行きませんから、頭痛や不眠、思考力や判断力の低下も考えられます。自分では若いと思っているのに、耳鳴りがしたり、寝付きが悪かったり慢性的な頭痛持ちのひとはご注意ください。